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学会報告

2010年9月15日

国際学会レポート

第8回国際胃癌会議(8th International Gastric Cancer Congress)

国際胃癌会議(IGCC)は国際胃癌学会の定期学術集会です。日本の胃癌研究者が中心になって設立されたこともあり、毎回、多数の日本人が参加します。二年に一度、開催されますが、今年はポーランドの古都クラコー(Krakow)で開かれました。教室からは、鈴木力 保健学科教授、松木淳、佐藤優と私(神田達夫)の4名が参加しました。

 

今回も基礎研究から診断、治療まで胃癌に関する幅広いテーマが発表されましたが、ヨーロッパの小都市で行われたせいか、熱い議論を交わすというよりは、交流を深める場という印象でした。佐藤君は初めての国際学会ということもあり、あらゆることが良い経験になったようでした。特に、会員懇親会は郊外の古城で催されたのですが、帰りのバスでドイツのSiewert 教授といっしょになり、感激しきりでした(挨拶するように促したのですが、結局、恥ずかしがってしませんでした)。

 

次回は2011年に韓国のソウルで開かれます。新潟からは直通便で1時間半です。是非、大勢で参加をし、本場の焼き肉を腹いっぱい食べてこようと思います。(神田達夫)

会員懇親会。この地方の古い民族衣装着たアトラクションのスタッフと。松木淳先生(左端)と佐藤優先生(中央)。
食道胃接合部腺癌の発表をする神田達夫講師。