皮膚科専門研修プログラム

プログラムの概要

プログラムの全体像

5年間の研修を終了し所定の試験に合格した段階で、皮膚科専門医として信頼され安全で標準的な医療を国民に提供できる充分な知識と技術を獲得できることを目標とする。医師としての全般的な基本能力を基盤に、皮膚疾患の高度な専門的知識・治療技能を修得し、関連領域に関する広い視野をもって診療内容を高める。皮膚科の進歩に積極的に携わり、患者と医師との共同作業としての医療の推進に努める。医師としてまた皮膚科専門医として、医の倫理の確立に努め、医療情報の開示など社会的要望に応える。

プログラムの指導状況

□指導医からのメッセージ

皮膚科学は、皮膚に病変がある疾患全てを扱う、病変にもっとも直接的にアプローチし診断治療する総合臨床医学です。

新潟大学皮膚科教室は、皮膚科専門医を目指す研修医に対し、充実したレベルの高い研修医教育を提供できるよう、日々努力しています。皮膚科専門医としての基本姿勢ならびに皮膚科サイエンスを体現して欲しいと考えます。

是非当教室で充実した研修を受け、将来の新潟の医療の、皮膚科学の発展のためにともに頑張りましょう。

プログラム

専門研修の特色

新潟大学医歯学総合病院皮膚科では、専門外来として、乾癬外来、腫瘍外来、薬疹外来、リンパ腫外来、アトピー外来、皮膚膠原病外来、遺伝性皮膚疾患外来を設けており、外来患者数は1日平均110名、入院患者数は1日平均20名にのぼり、外来および入院患者の診療を通じて豊富な経験を積むことが可能である。また、年間手術件数は600件を超え、皮膚科医として必要な手術手技の習得が可能である。研究面では、皮膚免疫学、遺伝性皮膚疾患学などの研究グループを作り、多様な研究結果を創出している。さらに連携施設では、施設ごとの役割に応じて、急性期疾患や皮膚悪性腫瘍への対応、一般的な皮膚疾患に対する診断・治療スキルを研修期間を通して身につけていくことで、皮膚科医としての総合的な診療能力を培うことができる。

 

卒後臨床研修を修了して皮膚科の専門医を志す医師が、新潟大学医歯学総合病院皮膚科とその関連病院で専門研修を行う。全人的医療を実践するために、診療で遭遇する皮膚疾患およびその病態に適切に対応できる診療能力(態度、技能、知識)を身につけ、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得する。専門研修と生涯教育のために伝統ある日本皮膚科学会新潟地方会があり、学術環境も充実している。関連課題で学位を取得し、臨床応用や皮膚科学の発展への貢献も可能で、さらに海外施設への研究留学も盛んである。皮膚疾患は多彩で、患者数や他科からのコンサルトが非常に多く、皮膚科専門医としての役割は重要である。とくに新潟県下では皮膚科専門医の需要がきわめて大きい。

専門研修プログラムの概略

皮膚科コースは原則として、皮膚科前期・中期・後期研修、および大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野での研究期間に分けられる。優秀な成績で皮膚科研修を修めた者は、6年目以降に所定の審査・試験を受けて、皮膚科専門医を取得できる。主な研修コースを図に示したが、各自の希望を考慮して、コースの変更も可能である。海外留学を希望する者には、留学の希望を最優先させている。皮膚科後期研修修了後(卒後10年目以降)は、大学病院皮膚科で後輩の指導と研究を行って皮膚科教員を目指す者と、関連病院で皮膚科指導医として研修医や後輩の指導にあたる者に分かれる。この選択は個人の将来構想による。現在、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の他に、各種専門指導医のサブスペシャルティコースが日本皮膚科学会で検討されている。平成20年度からは、皮膚悪性腫瘍指導専門医、美容皮膚科・レーザー指導専門医の専門医制度が導入された。

 

□研修期間

5年

 

□募集人数

10名

 

□選考方法

書類・面接

 

□専門医

皮膚科専門医

 

□連携施設

長岡赤十字病院 県立がんセンター新潟病院 魚沼基幹病院 県立新発田病院 済生会新潟第二病院 新潟医療センター 木戸病院 新潟市民病院