腫瘍内科専門研修コース

プログラムの概要

プログラムの全体像

本プログラムは、卒後臨床研修を終了した医師(以下、専攻医)を対象として、がん薬物療法に関わる知識および技能を習得し、がん薬物療法専門医の資格を取得することを第一の目的としています。がん薬物療法は、5大がんを中心に固形腫瘍全般に加え、造血器腫瘍の経験も必要となるため、他診療科または他施設で研鑽を積むことを奨励します。さらに、病院で実施されるキャンサーボードに積極的に参加することで、腫瘍全般に関わる知識を深められます。最終的には、専門研修開始後5年をめどに、がん薬物療法専門医資格の取得を目指します。また希望者には、大学院生として悪性腫瘍や分子標的治療薬に関する研究に取り組んでいただき、博士号を取得することができるように構成しています。なお本プログラムの大学院に関わる部分は、2023年度から開始された東北広域次世代がんプロ養成プランに基づいて実施されます。

プログラムの指導状況

□指導医からのメッセージ

「新潟から世界最良の医療を!」を合言葉に日々頑張っております。洋々たる未来をもった専攻医のお役に立てるようお手伝いいたします。

プログラム

専門研修の特色

腫瘍内科では、臓器別診療の枠を超えたがん薬物療法を実践できる腫瘍内科医を養成します。主として、消化器腫瘍、乳腺・内分泌腫瘍、頭頚部腫瘍におけるがん薬物療法を学びますが、希少がんなど、その他の腫瘍についても幅広く経験できます。また、分子生物学の学習および研究を通して、進歩が著しい分子標的薬の臨床研究を行っていきます。本プログラムは東北広域次世代がんプロ養成プランの一環として運営するため、多彩な教員陣による講義等を受けることができます。

専門研修プログラムの概略

□研修期間

7年

 

□募集人数

2名

 

□選考方法

書類・面接

 

□専門医

日本内科学会 総合内科専門医

日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医

日本呼吸器学会 呼吸器専門医

 

□連携施設

厚生連長岡中央綜合病院 新潟県立十日町病院