呼吸器・感染症内科/心療内科専門研修コース

プログラムの概要

プログラムの全体像

【呼吸器・感染症内科】

呼吸器・感染症内科コースは卒後臨床研修を修了した医師を対象とし、内科専門医取得のための内科研修を行いながら、その後の呼吸器専門医取得にスムーズ移行できるようなカリキュラムです。また本コースは呼吸器専門医をメインに案内していますが、要望に応じて、アレルギー専門医、感染症専門医を取得するコースも選択できます。コースの概略として、一般内科研修の履修状況に応じて、大学院コース(学位取得コース)、内科研修重点コース、専門研修重点コースの中から選択します。専門医所得に関しては、コースによって若干異なりますが、専門研修がスタートした4年目以降で取得可能となります。

 

【心療内科】

心療内科コースは、全人的医療の実践及びストレスと身体疾患との関係について調査し臨床に生かすことを目標とします。研修方法は、卒後臨床研修了後一般内科後期研修、心療内科研修、および大学院での研究期間に分けられます。Aコースは、内科専門研修を3年間行った後、大学院に正規入学し、呼吸器感染症内科あるいは基礎教室で2年間研究します。その後、呼吸器感染症内科、関連病院で心療内科の臨床研修を行い、心療内科専門医を取得します。Bコースは、内科専門研修を3年間行った後、呼吸器感染症医員として心療内科臨床研修を開始。医員に在職しながら社会人大学院特別選抜で入学、呼吸器感染症内科あるいは基礎教室で2年間研究、続いて呼吸器感染症内科と関連病院で専門研修をし、専門医資格を取得します。Cコースは、呼吸器感染症内科と関連病院で専門研修を行い、その後専門医資格を取得、この間臨床研修の傍ら臨床研究を行います。

プログラムの指導状況

□指導医からのメッセージ

呼吸器内科は、腫瘍、アレルギー、自己免疫疾患、感染症さらには機能的疾患と非常に多岐に渡る範囲をカバーしなければなりません。大変な分野でありますが、その分やりがいがあります。また高齢化社会である現代ではもっとも必要とされる分野であります。研究においても分子生物・遺伝子解析から疫学調査などバラエティーに富んだ研究テーマが選べます。外来診療が主となる分野もあるため、女性医師などライフプランに合わせた診療を行うことができると思います。

プログラム

専門研修の特色

【呼吸器・感染症内科】

一人前の呼吸器内科医になるには、画像読影、適切な気管支鏡スキル、非侵襲人工呼吸器を含めた呼吸管理と全身管理、適切な抗菌薬の選択、心理的ケアを含めた肺癌診療、等のすべてを習得することが必要です。臨床の現場では誤嚥性肺炎などは院内のどの病棟でも発症しますし、ICUには一年を通じてほぼいつでも呼吸不全の症例がいます。さらに当施設では、腎膠原病内科と病棟を共有しているため、それら各種疾患に関連した肺病変(間質性肺炎、血管炎、日和見感染症など)の症例も多く、多方面の指導を受けることができます。肺癌、閉塞性肺疾患、稀少肺疾患の臨床治験にも積極的に参加しており、最先端の治療の経験もできます。

研究面では、各分野の教官による基礎研究(動物モデルを用いた)、臨床研究が盛んに行われています。主に研究は、大学院コースで研究専任として行われますが、他のコースにおいても、臨床研究の結果から論文作成し、学位を取得することは可能です。また研究施設は当科だけでなく、基礎系教室、他施設への国内留学も随時行っており、本人の希望を考慮しながら選択できます。

現在までに多くの先生が専門医・指導医を取得しており、その状況は下表のとおりです。つまり本コースを選ぶことにより、呼吸器専門医などの専門分野の専門医をスムーズに取得することができます。

 

総合内科専門医:OB 77人/現在大学勤務 18人

呼吸器専門医:OB 96人/現在大学勤務 15人

呼吸器指導医:OB 42人/現在大学勤務 10人

アレルギー専門医:OB 19人/現在大学勤務 5人

アレルギー指導医:OB 2人/現在大学勤務 2人

気管支鏡専門医:OB 14人/現在大学勤務 3人

気管支鏡指導医:OB 8人/現在大学勤務 3人

がん治療認定医:OB 23人/現在大学勤務 6人

がん薬物療法専門医:OB 8人/現在大学勤務 1人

感染症専門医:OB 17人/現在大学勤務 7人

睡眠専門医:OB 5人/現在大学勤務 1人

 

【心療内科】

呼吸器内科、感染症内科、心療内科で心身医学の研修を行う特徴は、原則として身体疾患を持つ患者さんを研修対象としていることです。心身医学会の定義にある心身症を中心として研修していますが、外来診療では精神科医や心理療法士の協力も得て、精神的な問題の大きな症例についても研修教育を行っています。具体的な内容について説明します。指導医とともに外来診療を担当しますが、新患は週1~3例で、再来は週10~20例程度を指導医のもと受け持っています。疾患分類では、気管支喘息、過敏性腸症候群、高血圧、神経性食思不振症などの狭義の心身症以外に、感情障害、身体表現性障害や不安障害の症例も紹介され受診しています。治療としては、バイオフィードバック療法、自律訓練法、交流分析などの専門的な治療も行っています。なお、外来終了後の検討会で症例検討や文献抄読を行っています。以上より、心身医学会の認定医や心療内科学会の登録医・専門医として要求されるすべてのケースに対応できるように研修することができます。研究面においては、気管支喘息、COPD、呼吸不全、腎不全、糖尿病、歯科領域の疼痛などを対象とした計量心理学的な研究が行われています。最近では、睡眠・身体疾患の関係を含めた研究も進めています。

専門研修プログラムの概略

□研修期間

呼吸器・感染症6年 心療内科5年

 

□募集人数

呼吸器・感染症20名 心療内科3名

 

□選考方法

面接

 

□専門医

呼吸器専門医 アレルギー専門医 感染症専門医 心療内科専門医

 

□連携施設

【呼吸器・感染症内科】

新発田病院 がんセンター新潟病院 村上総合病院 豊栄病院 柏崎総合医療センター 佐渡総合病院 三条総合病院 あがの市民病院 上越総合病院 長岡中央綜合病院 新潟医療センター 済生会三条病院 済生会新潟第二病院 信楽園病院 新潟市民病院 新潟臨港病院 長岡赤十字病院 木戸病院 立川綜合病院 燕労災病院 西新潟中央病院 魚沼基幹病院

 

【心療内科】

小出病院 津川病院 柏崎総合医療センター 三条総合病院