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ご挨拶(初めての方はご覧ください)

新潟観光おすすめ 本当の城好き必見!「荒戸城」~お城の楽しみ方情報付き!~

世の中、城好きは数多くいれども、城跡好きこそ本当の城好きだと思います。

こんにちは、パッと見外国人、しゃべるとバリバリ日本人、

越後湯沢歴史観光アドバイザー、上Dです。

 

お城が好きだけど、連れは興味がない。

歴史小説が好きだけど、その表現がピンと来ない。

そんなあなたに、お城の楽しみ方を伝授します!

荒戸城登城口

荒戸城登城口

お城や城跡の楽しみ方の重要なポイントは3つ!

① 当時がどんな感じだったか、想像する!

ここに塀があったのかな?ここに堀があったのかな?

自分が城主だったら?自分が兵士だったら?

想像力で当事者になってみよう!

② 誰かしらお城の知識を持っている!

より楽しく想像するためにはある程度知識を持っていた方がベター!

よろしければ私までお問い合わせ下さい。

出来るだけお答えします!

③ わからないことを楽しむ!

100%わからないのが歴史。

わからないところがあるから想像できるし、楽しい!

 

荒戸城見学のポイント

湯沢の駅前から車で15分。

美しいブナ林に囲まれた古城があります。

本当の三国街道

①まずは江戸時代の「三国街道」をご覧下さい。

今の道と違って、まっすぐな道です。

なぜか?

車や馬車がないからです。

当時の人々の交通手段は「歩き」のみだからです。

ここを昔、上杉謙信を始め名だたる武将たち、そして多くの民衆が通っていたわけです。

 

三国街道

荒戸城入り口前の三国街道

 

②それではブナの鮮やかな葉っぱから零れ落ちてくる光のシャワーを浴びながら、

なだらかな登山道を10分ほど上がっていきましょう。

土塁

最後の坂道を登りきると右手に深い土塁跡、

そして正面には枡形虎口が見えてきます。

写真の左側の張り出してきている部分が土塁です。

当時は土塁の上にさらに柵・塀が設置されていたはずです。

さらにこの柵・塀には「狭間」という弓矢や鉄砲を放つための隙間が設けられています。

それではここで自分が攻める兵士だったら、と想像してみて下さい。

自分がいる所よりも約10メートル高い位置から狙い打ちされるのです。

「どうやって矢玉を避けようか。」

「どうやってこの塀を越して城を落とそうか。」

想像してみて下さい。

もし何人かで訪れているのであれば、

連れの人に土塁の所に立ってもらって下さい。

よりリアルに想像できますよ!

※ちなみにこのお城、造られたのは1578年、

廃城になった1598年以降は基本的に手入れはそこまで行われていないと思われますので、

400年以上放置されている遺構です。

なので400年分の土砂や落ち葉が堀に溜まっているため、

本来の土塁の下にある堀は今よりも数メートル深かったとお考え下さい。

…自分だったら攻める気なくしますね(^ ^;

天主台見上げ

写真の正面にある平な部分が本丸跡です。

右側、左側、正面の三方から矢玉が飛んでくる…よくこんな城を攻め落としたな、

と思いますよね。

本丸跡

本丸跡

③本丸跡まで登り切ったら一転、

今度は城主になった気分で来た道を眺めてみて下さい。

攻めてくる敵の動きが見やすいですよ!

 

想像がひと段落したら今度はブルーシートを敷いてお昼タイムです。

昔の人も戦の合間に握り飯を頬張っていたかもしれませんよ!

※ちなみ戦国時代の戦時中の食事は、

「糒・乾飯(ほしいい)」と言って、

蒸し米を乾燥させた携帯食がメインだったので、

あまり美味しいものではなかったようです。

食事中ぐらいは現代に戻っても大丈夫ですよ!

 

アクセス

湯沢町から車で国道17号線を苗場方面に7分。

一番最初に現れるトンネル「芝原トンネル」の左側にある脇道を通ること5分。

左側に「荒戸城」という看板が出てきます。

細い道ですが、2台分ほどの駐車スペースがあります。

 

※2014年9月現在、大雨による土砂崩れの影響で、

上記のルートが閉ざされています。

もう一つのルートとして、

芝原トンネルを抜けて下り坂の途中に、

八木沢集落の入り口があるのでそこから入れます。

八木沢集落の入り口の脇道に入って最初のT字路を右、そのまま道なりに進むと、

5分ほどで右側に「荒戸城」という看板が出てきます。

 

Q&A

Q. 車じゃないと行けないの?

A. バスで行けなくもないですが、

かなりの距離を歩かなくてはいけないので、

あまりお勧めしません。

 

Q. 荒戸城の歴史を教えて!

A. ここでお教えすることもできるのですが、

長くなってしまいますので、またの機会にお伝えします。

もし良ければこちらもご覧ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E6%88%B8%E5%9F%8E

また今後はこのツアーも作ろうと思っているので、

出来ましたらまたご報告します。

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